危険な食べ物
犬にとって食べてはいけないものをご紹介
ワンちゃんにとって、食べてはいけない物が沢山あります。食べていけない物の摂取量によっては、死にいたるものもあります。また、よくワンちゃんが下痢・嘔吐で獣医に連れて行かれますが、その多くが下記の食事をしたことによる食中毒症状です。ワンちゃんの食事の基本はドッグフードです。食べてはいけないものを口にする事がないよう充分にご注意をお願いします。
(1)人間が食べる食事類
人間が食べる食事は、ワンちゃんにとっては、①高カロリー、②高塩分、③嗜好性が高い、食事です。そのため、①の場合は肥満や糖尿病になったり、②の場合は腎臓病や高血圧また肝臓障害になり、③の場合は薄味の犬用フードが食べれなくなります。
また、香辛料などの刺激物が含まれているものは、下痢や消化不良の原因となります。
(2)ネギ類など
ネギ類にはワンちゃんの血液中の赤血球を破壊するアリルプロピルジスルファイドという成分が含まれています。これらを食べますと、貧血や血尿などの症状が現れて中毒を起こします。ネギ類は加熱しても問題点が改善されず、加工品であるハンバーグ、シューマイ、みそ汁やシチューなど、ネギ類の入った料理は与えないでください 。
(3) カフェイン類
カフェインの入ったチョコレートには、テオブロミンという成分が含まれています。この成分がワンちゃんの心臓と中枢神経を刺激し、下痢、嘔吐、興奮、けいれん、呼吸困難などの中毒症状を起こすことがあります。最悪の場合は、急性心不全を起こして死亡することもあるため、注意が必要です。
(4) 甘いもの
肥満になりやすく、将来的には心臓病、糖尿病の原因となります。最近は糖尿病の犬が多く見受けられますが、過多な糖分摂取によるものと考えられます。
(5) 人間の飲む牛乳
牛乳に含まれる乳酸はラクターゼという酵素によって分解されますが、ワンちゃんの場合はこの酵素がありませんので下痢の原因となります。
(6) タコ、エビ、イカ類
生のままの内臓にはビタミンB1を分解する酵素が大量に含まれています。ワンちゃんが食べますと急激なB1不足に陥り倒れてしまう場合があります。また消化が悪いため、ワンちゃんには与えない方がいいです。
(7) 消化不良を起こしやすい食べ物
消化不良を起こしたり、のどに詰まらせたりします。
(8) 生もの
生卵の場合、成分の一部にビタミン類の吸収を阻害するものが含まれています。加熱すれば問題ありません。
生の豚肉は、人獣共通感染症の一つである「トキソプラズマ症」の感染源となる、トキソプラズマ(原虫)に汚染されている危険性があります。これも加熱すれば問題ありません。
また生の貝類には、貝が食べた海藻からの毒素により皮膚病などの原因となります。どちらにしても、加熱することが重要です。
(9) ぶどう類(レーズン含む)
ワンちゃんが食べますと嘔吐や腎不全を起こす恐れがあり、最悪の場合死んでしまいます。絶対に与えないでください。
(10) 鳥の骨、魚の骨
どちらの骨も裂けやすく、先端が鋭利な針のようになり、食道などの消化器官に傷つける場合がありますので、これらの骨は与えないでください。


