最初の1週間

  • 仔犬を家に連れ帰って新しい環境に慣れるまではできるだけかまいすぎないでください。 
  • 環境の変化でストレスがたまり体力の低下につながります。
    多くの仔犬は2~3日目頃からストレスが現れます。
    便が緩くなる、下痢をする、血が混ざる、粘液がでるなどの症状が出る事がありますが、食事をしっかりと取れるようであれば慌てず2~3日様子を見てください。
    慣れるに従って便もきれいになります。反対に便に問題がない場合でも、食事が取れないようであれば低血糖症、低カルシウム症などを起こし、ひきつけたりフラフラとして倒れる事になりますので高カロリーの缶詰等(処方食)を与えます。

    仔犬はすべて駆虫がすませてありますが、時として完全に虫が落ちていない事があります。
    その場合も便に血が混ざる、粘液が出る等の症状が出ます。
    便が崩れて1週間過ぎても良くならない時は、ストレス性の下痢によって腸管内に虫が降りてきた事が考えられますので、獣医で検便をしてもう1度駆虫をしてください。

  • 仔犬は「お母さんも兄弟もいない知らない家、知らない人達」という新しい世界に慣れるため、最初の1週間は一生懸命耐えています。
  • 環境の変化でのストレスをできるだけ軽くすませるために最初の1週間はサークルからあまり出さずに自由に寝起きができるようにしてください。ご飯のあと、30分程度遊んであげる位がちょうどいいと思います。
    その時に抱っこをしたり名前を呼んでさすってたくさん話しかけてあげてください。
    食後は排便をするので、トイレの躾にも好都合です。

  • サークルの中で寂しがってクンクンと鳴く時は少し抱っこをしてなぐさめてください。
  • ただし、鳴く度に抱っこをすると『鳴けばかまってもらえる』と理解し、大人になった時、やたら吠えるようになるので注意してください。ある程度は放っておくとあきらめます。

  • 1週間くらい経つと仔犬は精神的に落ち着き、環境に順応し始めます。
  • 自分の名前もわかるようになり、新しい家族を完全に認識します。この頃から少しずつ遊ぶ時間を長くしていってください。

  • 犬は頭のよい生き物なので、我儘が通用する相手かどうかの判断ができます。
  • それぞれの ご家庭で「いい事、悪い事」をきちんと決めて、いい事をした時(例えばトイレで排尿、排便ができた。名前を呼んだら喜んで来た。)などはしっかりと褒めて、悪い事をした時には叱るという区別をつけてください。
    最初の1週間で、その仔犬がいい子に育つか、手に負えない子になるかがおおよそ決まります。
    褒めた時、叱った時は忘れずに「お話」をしてください。人間の子供と同じように「なぜ褒められたか、叱られたか」を話してあげると理解が深まります。

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